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【臼野小】平成30年度「郷土の歴史・文化」出前講座を実施しました ~酢屋佐藤家編~

ページID:0002334 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

 教育委員会文化財室では、市内の小・中学生に対して、地域の歴史・文化をテーマにした出前講座を行っています。
 12月12日(水曜日)には、地域を豊かにした偉人をテーマに学習を進めている臼野小学校4・5年生に、透留新田の干拓事業に尽力した佐藤伴蔵や周郎、木蝋生産を奨励した直造ら、酢屋佐藤家の人物について学ぶ現地講座を実施しました。
 酢屋佐藤家には、江戸~明治時代の道具がたくさん残されています。嫁入りの際の籠や年貢を量る大きな秤など、普段見られない道具について、たくさんのことを知ることができました。児童からも「古いものが大切に残されていてすごい」と感想が出ていました。
【臼野小】「郷土の歴史・文化」出前講座を実施しました ~酢屋佐藤家編~の画像1

 続けて江戸時代に描かれた本物の地図を見ながら透留新田のことを勉強しました。児童はみんなで「こんなに大きな地図を、全部筆で書いてある」「私のおうちはここあたりかな?」と話をしながら、当時のことを学びました。
 また、250年前の日記を目の前にして「そんな昔の人が毎日日記をつけていたなんて!」と驚いた様子でした。
 さらに、実際に市内で生産されていた白蝋も観察してみました。蝋の印刻を見て、「Oita Japanって書いてあるってことは、外国の人にも売っていたのか!」と、すぐに気付いた子もいました。また、「100年以上も前に真玉で作られた蝋が、世界中で何に使われていたのだろう?」と児童達も目を輝かせていました。【臼野小】「郷土の歴史・文化」出前講座を実施しました ~酢屋佐藤家編~の画像2

酢屋佐藤家の先人達の活躍によって、郷土の人々が豊かになったことがよく分かる出前講座となりました。


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