本文
11月24日、市役所高田庁舎で、日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』認定記念シンポジウムを開催しました。
このシンポジウムは、日本遺産『鬼が仏になった里「くにさき」』の認定記念として、市内外の多くの方々に「くにさき」の文化の価値に触れてもらうことを目的に開催したものです。
記念講演Ⅰ「日本遺産について考える-地域振興・文化観光の新しい仕組み」では、日本遺産審査委員会の稲葉信子先生から、世界各地の事例を挙げながら、海外にも例がない日本遺産ブランドの特徴や、文化財保護の今、そして今後について講演していただきました。
稲葉信子先生(筑波大学教授)
記念講演Ⅱ「幸せの鬼と悪しき鬼―くにさきの祭りと伝承―」では、修正鬼会をはじめ日本の鬼の文化に精通している段上達雄先生から講演をいただき、くにさきの鬼の文化について詳しく解説していただきました。
段上達雄先生(別府大学教授)
講演終了後には、県内外から271点の応募があったデザインコンペ『鬼が仏になった里「くにさき」』のロゴマークの発表が行われました。最終候補5点の中から、大分県デザイン協会に所属する県内デザイナーらによる審査によって、福田彰宏氏(千葉県)の作品が選ばれました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターに稲葉信子先生、パネリストに段上達雄先生、河野英信氏(宇佐国東半島を巡る会会長)、アキヨシカズタカ氏(漫画家)、後藤裕之氏(真木大堂観光大使)を迎え、『語り継ぎたい「くにさき」の物語』と題して、日本遺産認定地「くにさき」の未来を考える議論が交わされました。
稲葉信子先生(筑波大学教授)
段上達雄先生(別府大学教授)
河野英信氏(宇佐国東半島を巡る会会長) アキヨシカズタカ氏(漫画家)
後藤裕之氏(真木大堂観光大使)