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文化などに違いはあっても「間違い」ではない~身近なじんけん講座を開催しました~

ページID:0037688 更新日:2025年10月28日更新 印刷ページ表示

令和7年10月22日、第2回目の身近なじんけん講座を行いました。
第1回目に続いて今回もハイブリッド形式(会場参加型およびオンライン参加型)で開催し、合計60人が参加しました。

第2回身近な人権講座の様子

今回は、黒田紅羽さん(豊後高田International Contribution事業協同組合・事務局長)にお越しいただき、「外国人の人権」をテーマに、市内で実際に起きた偏見や、言葉の壁や文化の違いなどの認識不足によって差別が生まれるものであることなどをご講演いただきました。

「日本は少子・高齢化が進んでいることで深刻な労働力不足になっており、外国からの労働者も受け入れることで日本の社会性や経済を保つことができている。これが年々外国籍住民が増えている理由の一つでもある」との話から、外国籍の方々に助けられている面もあると認識を改めた方もいました。

「言葉の違いがあるだけで、学校や職場などで何を喋っているのか何を笑っているのか分からず不安になる。その壁をなくすにはまず相手の立場を想像してみる力も大切」との話があったほか、「人権は特別な人を守るものではない」「互いの違いを理解し合うこと、誰でも安心で暮らせる共生社会を実現することが大事。それは外国人だけではなく、子どもや高齢者、障害者など、全ての人が生きやすい環境にも繋がるのではないかと思う」と、共生社会に向けた言葉もありました。

また、BIC事業協同組合の活動内容や学校での人権教育講演についての話、技能実習生の皆さんが日本の文化や日常生活の中でのルール等を理解しようと努力していることもお話しいただきました。

最後に、技能実習生の皆さんが異文化交流行事や市行事(五月祭や裸祭りなど)、公民館行事(わくわく体験)へ参加している様子も写真や動画でご紹介いただきました。

黒田紅羽さん

参加者からは「地域イベントや伝統行事など、自分が知らなかっただけで多くの外国籍の人に支えられていると感じた」「外国籍の人に対する理解はあるつもりでいても、文化の違いに時々疑問を持つことはあったが、違いは間違いではないという言葉がとても響いてきた」などの感想がありました。また、「宗教や文化の違いを調べて理解して交流したい」「知らないで終わらせるのではなく、知るための行動を起こしたい」と、行動につなげていきたいという声も聞かれました。

チラシ(第2回身近なじんけん講座)(※講座は終了しました)

令和7年度第2回身近なじんけん講座チラシ

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