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下水道の正しい使い方(流してはいけないもの)
下水道は、何でも流せるもの(施設)ではありません。また、どんな汚水でも処理できるほど万能ではありません。
適切な排水がされないと
下水道管が詰まるなどの故障につながり、これが下水道施設の寿命を縮めることになります。また、処理場で汚水が正しく処理されないことになります。
日頃から正しい使い方を(流してはいけないもの)
- トイレにはトイレットペーパー以外の紙(水に溶けない紙類)は流さない。
- てんぷら油やサラダ油などの廃油を流さない。
- 台所では、野菜くずや残飯を流さない。
- 下水道に有害物(ガソリン、灯油、有害な化学物質)を流さない。
- 上記のほか、下水道に流してはいけないもの(例)
熱湯 | 管が変形し、水漏れにつながります。 |
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水に溶けない紙類 | ティッシュペーパー ペーパータオル ウェットティッシュ 生理用品 紙おむつ 不織布類 たばこの吸い殻 など |
布類・衣類 |
【下水道管やマンホールポンプに詰まっていた例】 下着(シャツ、パンツなど) |
油類 |
混合油 |
雨水 | 豊後高田市の下水道は、汚水と雨水を分けて処理する「分流式」の下水道となっていますので、雨水を汚水と一緒に流すことはできません。雨水管を家庭の汚水を流す管に接続することもできません。 |
これらを流すと、排水管、下水道管、マンホールポンプが詰まる原因になります。最悪の場合、汚水の溢水(あふれ出る)、宅内に汚水が逆流することもあります。もし、これらを流したことが原因で下水道施設を損傷した場合は、必要となった工事の全部又は一部を負担してもらうことになります。(下水道法第18条)
事業所については、上記のほか、法令や条例で排水基準が定められています。
宅内の修理は自己負担!
宅内(家の中から「公共汚水ます」までの間)で排水管が詰まったときの修理は自己負担です。
排水設備指定工事店で修理をお願いします。
関連リンク
下水道の正しい使い方(公益社団法人日本下水道協会HP)<外部リンク>