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猫が庭などに入らないようにする方法

ページID:0021446 更新日:2023年12月20日更新 印刷ページ表示

猫が庭や花壇、畑等をふん尿で汚すのは、周辺のどの場所よりも猫にとって快適な場所だからです。
そこで、猫が庭などに入らないようにするために効果があると思われる方法をご紹介します。

猫にとって快適な場所とは

  • 人の出入りが少なく、番犬もいない静かで安心できる場所
  • 気持ちよく排便するために柔らかい土や砂、芝生などがある場所
  • 餌を探し回らないでも簡単に食べることができる場所

猫の忌避方法としてよく知られているもの

ポイント

  • 猫の侵入を完全に防止することはできません。猫には個体差があり、あまり効かない猫もいます。
  • 猫が学習するまでに時間を要するため、根気よく反復継続して行うことが大切です。
  • 様々な方法を交互に試したり、組み合わせて行うなどの工夫をするのも効果的です。

忌避剤による方法

 
方法 使用方法・参考事項等
木酢液・竹酢液など

園芸用肥料として園芸店、ホームセンターなどで販売されているものを薄めて散布する

【使い方】
希釈して、猫の通り道、猫のいる場所などに散布(スプレー)するか、容器に入れたスポンジや布に浸み込ませて置く

【ポイント】
臭いは時間とともに少なくなるので、「嫌な臭いの場所」と猫が覚えるまで、気長に散布(スプレー)などを続ける

【参考】
≪木酢液・竹酢液を加工して使う方法≫

  • 材料:木酢液・竹酢液(約400ml)、唐辛子(10本~15本)、レモンバームの葉(20枚~30枚)
  • 作り方:(1)500mlの空のペットボトル容器に材料を入れる
                (2)1日~2日後に唐辛子とレモンバームの葉を除く
  • 使い方:4倍~8倍に薄めて使う(臭いがきつい場合は10倍位まで適当に薄める)
市販の忌避剤

ペットショップや薬局、ホームセンターなどで販売されている市販の忌避剤を使う

※長期間にわたって効果が持続するわけではない(ある程度の期間ごとに繰り返し撒く必要があり、価格との兼ね合いの判断が必要となる)
※猫の個体差で反応が鈍い・効かない場合もある

かんきつ類 ミカンなど、かんきつ類の皮を猫の通り道、猫がいる場所に撒く、あるいは、かんきつ類の臭いがする薬品を置く
ハッカなど ハッカの臭いがするもの(芳香剤、ハーブ、練り歯磨き粉、湿布薬など)を猫の通り道、猫がいる場所に置く

容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて、猫の通り道、猫がいる場所に置く
※2倍から10倍程度に水で薄めたものを散布(スプレー)する(毎日行う必要がある)

香りの強いハーブなど

猫の嫌がる臭いのするハーブなどを植えたり、ハーブの鉢植え(または、ハーブ系の香料など)を猫の通り道、猫がいる場所に置く

≪効果があると言われている植物の例≫
ランタナ、ユーカリ、ゼラニウム、ヘンルーダ、ローズマリー、レモングラス、かんきつ類、ペパーミント、ニンニク、チャイブ、マリーゴールド、カニナハイブリッド(ドイツで開発されたコリウスの一種で犬にも効果があると言われる)など

生ニンニク 猫の通り道、猫がいる場所に生のニンニクを細かく刻んで撒いたり、ネットに入れて吊るす
重曹 撒いたり、土に混ぜ込むことで、猫のにおいを消すことができる
唐辛子 細かく刻んだ唐辛子か、粉末状の唐辛子を猫の通り道、猫がいる場所に撒く
香辛料 コショウ、カレー粉等の香辛料を猫の通り道、猫がいる場所、フンをする場所に撒く
コーヒーかす、茶殻

コーヒーを淹れたあとの「かす」や、どくだみ茶などの茶殻を猫の通り道、猫がいる場所に撒く
※乾燥してしまった場合の効果は不明だが、花壇などにも撒ける

どくだみの葉

どくだみの葉をつぶしたものや汁を猫の通り道、猫がいる場所に撒いたり、どくだみを植える

 

構造物による方法

 
方法 使用方法・参考事項等
枯れ枝

球根や種を植えている所に敷き詰める
※猫に掘り返されないと言われている

トゲのある植物

トゲのある植物を植えたり葉を撒く。(カラタチ、バラ、サボテン、ヒイラギ、ピラカンサ、地面に沿って延びるタイプのコニファーなど)
※猫の通り道対策として植える。ヒイラギの葉を花壇などの表土にすき込むと効果的との報告がある。

地面をおおう植物

地面をおおう植物を植える。

  • タイム、ヘリクリサム、ビオラ、オランダイチゴ、ケンタッキーブルーグラス、ブルーフェスク、リボングラス、レモングラス、ゼラニウムなど
  • アイビー、ツルニチニチソウ、斑入りカキドオシ、ラミウム類など

※植物が10cm~30cmぐらいの高さ(猫の目の高さぐらいに)繁っていると、猫が茂みを嫌がる。
※茂みのたか高さができるだけ高く密であるほうが良い。やわらかそうな裸の土を見せないこともポイント。
※軽石等をしく方法を併用するなどの工夫をすれば、全体を植物で覆う必要がなくなる。
※さらにはハーブ系・かんきつ系の臭いがする植物の場合は相乗効果が期待できる。

猫の通り道、猫がいる場所の地面にホースでたっぷりと水をまいておく
※猫は水を嫌う傾向がある

炭粉など

園芸店やホームセンターなどで販売されている園芸用の炭粉などを撒く
※足に付き猫が嫌がると言われている

とげとげシート

園芸店やホームセンターなどで販売されている「とげ状のシート」を猫の通り道、猫がいる場所に敷く
※全面に敷きつけなくても、飛び越えられない幅に敷けばよいとも言われている。「敷き詰めた場合などは有効」という意見と「あまり効かない」という両方の意見がある

大きな石 猫が物理的に歩けなくなる位置に石を置くなどの方法
松ぼっくり 猫の通り道に敷き詰めると効果があると言われている
目の細かい網 猫の通り道に目の細かい網を敷くと爪がひっかかり歩きにくいと言われている
アルミホイル 猫の通り道に敷くと足音がするので、猫が嫌がると言われている
ラティス
(トレリス)
猫の通り道にラティスやトレリスなどのガーデニング用の木製の格子柵を倒して置く
ネットや柵

猫が乗り越えられない高さで囲うか、侵入路を塞ぐ。防猫ネットや防猫バーなどを設置するなどの方法もある
※猫の足がかかる部分などがあれば3m以上の高さでも乗り越える場合があると言われている

その他

やわらかい土の地面は猫のトイレの場所になりやすいので、タイルを敷きつめたり、コンクリートで覆うという方法もある。ただし、効かない猫もいる
※水を入れたペットボトルを設置する方法は、効果はほとんどありません。場合によっては、火災の原因となるのでやめましょう

 

物理的に追い払う方法

 
方法 使用方法・参考事項等
センサー感知式散水機 センサーが感知すると自動で放水する製品が市販されている
※効果は確認していません。
ブザー 遠隔操作式のものやセンサーつきのものが防犯コーナーなどで販売されている
※猫が通過するときに鳴らすと警戒して近寄らなくなると言われている
※近隣の方に迷惑とならないよう、十分な注意・説明が必要です
超音波発生器

センサーで感知すると猫が嫌がる高周波の音を発生する製品が販売されている
※発生する高周波音は人の耳にはほとんど聞こえないが、不快感を感じる人もいる
※猫の個体差で反応が鈍い(あるいは、効果がない)場合がある
※最初は効果があっても、だんだんと猫がな慣れてしまう場合もある
※購入価格と効果の兼ね合い(費用対効果)を考える必要がある

注意事項

  • 上記で挙げている例は、猫の侵入防止策で効果があると言われているものですが、全く効果がなかったという事例もあるため、完全に効くという保証はできるものではありません。
  • 猫は愛護動物ですので、虐待にあたるようなことは絶対にしないでください。法律で罰せられます。
  • 地域猫活動として猫のお世話をしている方もいます。
  • 猫よけ対策は必ずご自身の敷地内で行い、必要に応じて近隣の方にも説明するなど、近隣とのトラブルとならないようにお願いします。

関連リンク

猫をよせつけない方法<外部リンク>

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