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中山仙境(夷谷)は国の名勝に指定されています。

ページID:0001433 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

「中山仙境(夷谷)」は国の名勝に指定されています。

「中山仙境(夷谷)」が国の名勝に指定されます!の画像1

いにしえの霊山に立って岩峰群を見下ろせば、季節に色めく2筋の谷の風景が1つに合わさってゆくー。
2018年6月15日(金曜日)、豊後高田市「中山仙境(夷谷)」について文化審議会より文部科学大臣へ、名勝指定にふさわしいとの答申がありました。

かつて「大魔所(悪魔や魔物の棲む場所)」と呼ばれた夷谷。人跡未踏の地であった奇岩の風景は、岩林と呼ぶにふさわしい規模で展開しています。平安時代以降、六郷満山の僧侶達によって夷谷は徐々に開拓され、谷全体が「夷石屋」という寺院へと成長していきました。
江戸時代には歌人・国学者の高井八穂らが夷谷を訪れて和歌を詠み「夷谷八景」を定めました。谷を彩る折々の自然を愛でる文化は今の夷谷にも息づいています。

今回の意見具申にあたっての調査において、東西の夷谷を分かつように聳える「中山仙境」は、実は2つの谷の文化の淵源として、むしろ2つの谷を束ねている存在として再評価されました。

大分県では5件目の名勝指定になり、県内において単独で2つの名勝を持つのは豊後高田市のみになります。

「中山仙境(夷谷)」が国の名勝に指定されます!の画像2

名勝指定続々。2017年には天念寺耶馬および無動寺耶馬が名勝に指定されました。

天念寺耶馬および無動寺耶馬(詳しくは文化財室解説へ)
天念寺耶馬および無動寺耶馬(詳しくは文化財室解説へ)

天高く聳える岩峰、空中に架かる無明橋が六郷満山の修行僧たちの歩んだ長い歴史を物語る「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」について、2017年6月16日(金曜日)に文化審議会より文部科学大臣へ、名勝指定にふさわしいとの答申がありました。
修正鬼会で有名な天念寺・平安仏の数々が祀られる無動寺の後背には、それぞれ屹立(きつりつ)する岩峰が見られ、平安時代以降、六郷満山などの僧侶たちの「行の場」として展開してきました。江戸時代には、三浦梅園らによって国東半島の岩峰の景観が高く評価され、後に名勝・耶馬溪になぞらえて「○○耶馬」と名付けられた名勝地となっていきました。
中でも「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」は、岩林・岩壁状の際立った地形的特徴を持ち、峯入りのルート上の連続性や、両方に設けられた無明橋が互いの耶馬の視点場となっている点などが評価されました。

豊後高田市教育庁文化財室の”詳細解説”はコチラ
「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」が国指定名勝に指定されます!

  1. 文化財ワンポイント「名勝とは?」
  2. 天念寺耶馬の位置、無動寺耶馬の位置
  3. 「天念寺耶馬および無動寺耶馬」フォトギャラリー
  4. 名勝の楽しみ方
  5. 天念寺耶馬からの眺望
  6. 天念寺耶馬および無動寺耶馬の構成要素
  7. 『天念寺耶馬及び無動寺耶馬名勝調査報告書』について

【注意喚起】耶馬の岩峰は、”下から見上げましょう”

天念寺耶馬及び無動寺耶馬中に所在する峯道(みねみち)は六郷満山の修行場であり、滑落等の恐れのある危険箇所が多数あります。現在は関係者以外の立ち入りを禁止しています。

[お知らせ]名勝「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」のパンフレットができました!

[お知らせ](●▲■全角スペース禁止:スマホで体裁が崩れるため使用しないで下さい●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■●▲■)名勝「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」のパンフレットができました!の画像

国指定名勝「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」について詳しく学べるパンフレットを、豊後高田市教育長文化財室が作成しました。
平成29年10月13日に指定された「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」には、美しい岩峰だけではなく、六郷満山の1300年の歴史に彩られた様々な文化財があります。本パンフレットでは、岩峰、岩屋、無明橋に特徴づけられる六郷満山の修行場の風景に加え、仏像や民俗文化財などについても詳しく紹介されています。
パンフレットは、市役所(真玉庁舎)、鬼会の里歴史資料館(天念寺隣)、無動寺本堂などで配布する他、下段のリンクからダウンロード・閲覧も可能です。


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