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6分でご紹介★昭和の町商店街を歩いてみませんか?
昭和の町は歩いてまわれる「リアルなテーマパーク」!
「昭和の町」は、昭和30年代の賑わいをそのまま現代に復活させながら、地元の人々が普段使いする商店街としても機能しています。当時を懐かしむ世代のみならず、その頃を知らない若い世代にも訪れる魅力をもつ昭和の町。なにが人を惹きつけるのでしょうか?
雑貨めぐりに食べ歩きグルメ散策、しっかり食事も・・・幅広い専門店街、それが商店街。
商店街は、いわば専門店の集まりです。100年を超える老舗もあれば、ニューオープンのお店も加わっていく。時を経て形を変えながらも、昭和の町らしく馴染んでいく。そんな懐の深さがあります。
一方、にぎやかだった昭和30年代の雰囲気をしのばせる8つもの商店街で構成されている商店街ながら、30分もあればざっと一周巡れる、ちょうどよい距離感も特徴的。全体像をつかむのに規模が大きすぎず、まちを散策しやすいのが魅力のひとつです。
人気のボンネットバス、週末無料運行
昭和の町なかを元気に走るボンネットバス「昭和ロマン号」。
東京のTV取材を受けるほど、その面白さが世に知られている車掌の西佐知子さんのおしゃべりも楽しくて、旅の思い出になること請け合い。
歩くときと、バスの車窓から見たときとは目線の高さが異なるし、進むスピード感の違いも相まって、きっと面白さが倍増すると思います。ぜひ両方体験してみてください。
ボンネットバス「昭和ロマン号」は、下記の運行予定です。観光案内所までお越しください。
レトロお洒落な街角ピックアップ中央通り編
買い物が楽しいちいさな雑貨屋さん、食べ歩きしたくなる色々なグルメ。桂橋を渡った玉津エリアには、豊後高田そばの産地らしく人気店も点在します。きょうは中央通りをブラブラしてみましょう。
出発は、中央通のアーチ下にある「菓子禅高田屋」。美味しさレベルは遠方から買いにくる方の多さが証明しています!いつお邪魔しても新しいお菓子に出合える楽しさもあります
途中には路地裏迷路の入り口が!
子どもに限らず、意外と迷ってしまうという声が多々。すぐにあきらめて脱出ゲートを使わないのが大人ですよ!笑
ゴールに着いたら、ひみつ基地から迷路を上から眺めてみましょう(^^♪
「これなが手芸」には、現役の「一店一宝」が!心地よい音をさせてうごく足踏みミシンです。緑色の看板が目印。
大きなナショナルの乾電池の看板と、ショーウインドーの”三種の神器”が目印の「吉成電気商会」。明治30年創業の電気屋です。昔は、物が壊れれば修理をして大切に使っていました。物を粗末にしないと言う大切な心が生きたお店です。
交差点を越えて直進すると、左手に立派な店構えの「釘屋金物店」があります。店内に入ると、アルマイトのお弁当箱や、キャラクターのイラストがついたプラスチックの水筒がディスプレー。昭和を知る人には何とも懐かしく、知らない人には新鮮な新しさに出合うような感覚があります。
釘屋さんの並びに、これまた立派な店構えの呉服屋が現れます。「瓦屋呉服店」です。
入口のミニチュアフィギュアがカワイイ!まさに昭和の子どもたちですね。
桂橋のたもとにある「Alfonso(アルフォンソ)」は、訪れる人が途切れない人気のパン屋さんです。
ドーナツやクリームパンなど、日本人になじみのあるパンも揃えてありますが、フランスに来たキブンになれるバゲットが絶品。生ハムやゴルゴンゾーラをはさんだシンプルな「カスクルート」は驚きの美味。ランチにぴったりです。
そうそう!桂橋は、子どもが「おしっくら」している小さな像がカワイイので、ぜひ玉津銀座街側まで橋を渡ってみてくださいね~♪
桂橋を越えると、玉津商店街☆彡
中央通商店街のアーチを越えたところにある幅の広い橋は、桂川にかかる「桂橋」。
桂川は、若宮八幡秋季大祭(大たいまつ、裸祭)や、ホーランエンヤにも欠かせない、豊後高田市内を流れる川です。
また、桂橋というと、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で、山田涼介さんが全力疾走した場面でご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんね。
この橋を渡ると目前に、新たな商店街のアーチが。そう、玉津商店街です。
豊後高田そばの人気店、ミニシアター、絵本専門の古書店やカレーが美味しいアンティーク雑貨店などが揃う穏やかな通りはまさに「プラチナ通り」と呼ばれるに相応しい雰囲気。
ぜひ足を延ばしてみてください。
駆け足に中央町、玉津の一部のお店を紹介しましたが、昭和の町は昭和ロマン蔵から徒歩30秒の「駅通り」、個性豊かな「新町商店街」、大人にとっては夜お酒も美味しいお店の多い「宮町商店街」など、実に魅力もさまざま。
昭和ロマン蔵にある観光案内所で地図をもらって、歩いてみてください!
寒い季節には、室内を冷やさないように商店の扉が閉まっていることが多く、入りにくさをかんじることがあるかもしれませんが、大丈夫!
ドアを開ければ、どのお店でも温かく迎えてもらえます。ぜひお立ち寄りください。
きっと心も身体もホッコリしますよ。
最先端の超小型モビリティが、レトロな昭和の町を走る新しさ
コロンと可愛らしいフォルムと、翼のような扉のデザインがキュートの超小型モビリティも必見で。
お手続きは、昭和ロマン蔵発券所、もしくは、チームラボギャラリー真玉海岸まで。
「運転免許証」をお忘れなく。
昭和の町は、「恋叶(こいかな)ロード」の出発点なんです
昭和の町から始まり、縁結びのご利益で有名な粟嶋社、花とアートの岬・長崎鼻、そして、美しい夕陽の名所・真玉海岸と、周防灘に沿った国道213号沿線には、知る人ぞ知る恋愛成就のスポットがたくさん点在しています。
潮風と夕陽に誘われてドライブする一日、いかがですか?
[リンク集]昭和ロマン蔵や、昭和の町の魅力紹介はこちらにも!
こちらもご覧ください♪(市公式Youtube)
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のメインロケ地となった「昭和の町」を中心に、市の魅力を紹介するショートムービーが制作されました。豊後高田市出身の女優、是永 瞳さんが主演し、主人公がふるさとへ里帰りをするストーリーとなっています。「昭和の町」や「真玉海岸」などを舞台に、映画と同様に心温まる本市の風景が紹介されています。