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天念寺(てんねんじ)

ページID:0001265 更新日:2022年10月25日更新 印刷ページ表示

天念寺(てんねんじ)の画像1
天念寺(てんねんじ)の画像2
天念寺(てんねんじ)の画像3

住所 〒879-0731
大分県豊後高田市長岩屋
エリア 都甲地区
カテゴリ 名所・遺産 / 海・山 / 公園 / 六郷満山 / 寺社仏閣 / 文化財 / 仏像 / 散策・トレイル / 撮影スポット / パワースポット / アートスポット
こだわり 六郷満山を堪能 / しっとり大人旅
関連サイト Youtube ドローン撮影映像<外部リンク>
駐車場 40台(大型バス可)
アクセス 昭和ロマン蔵より車で約15分

六郷満山の中山本寺である天念寺は、養老2年(718年)仁聞菩薩によって開基されたといわれ、平安・鎌倉時代には修厳と祈願の寺院として栄えました。
天念寺の伽藍は、本堂・庫裡・講堂・六所権現社(現:身濯神社)などからなっておりましたが、本堂と庫裡は昭和16年10月1日の集中豪雨で流出してしまい、現在は講堂と六所権現が残る形となっております。
また、この寺では、毎年旧正月に「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」と呼ばれる行事が行われ、一年間の五穀豊穣や無病息災を祈ります。

天念寺があるここ一体は、奇岩がそびえ立ち「天念寺耶馬」と呼ばれています。写真は、修正鬼会の舞台となる天念寺講堂で、中には薬師如来坐像が鎮座しています。講堂の右となりには身濯神社(みそぎじんじゃ)が祀られており、身濯神社と講堂は廊下で繋がっています。

天念寺(てんねんじ)の画像4
天念寺と言えば毎年旧正月に行われる「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」が有名です。
五穀豊穣や無病息災を願って行われる“火祭りで”、赤鬼や黒鬼に扮した僧侶が松明をもって天念寺講堂を暴れます!!火の粉が舞い散る行事のため、服装には特に注意が必要ですが、毎年多くの見物客で賑わいます☆写真にあるように、鬼にお尻や肩を叩かれると、無病息災のご利益があるそうです。

天念寺(てんねんじ)の画像5
天念寺の背後にそびえる「天念寺耶馬」には、「無明橋」と言って、昔修験者の修行の場となっていた石の橋が架かっています。

※【注意喚起】​耶馬の岩峰は、”下から見上げましょう”
天念寺耶馬及び無動寺耶馬中に所在する峯道(みねみち)は六郷満山の修行場であり、滑落等の恐れのある危険箇所が多数あります。現在は関係者以外の立ち入りを禁止しています。

天念寺(てんねんじ)の画像6
身濯神社はかつての六所権現。
昭和16年に起きた災害で本堂と庫裡は流されていってしまいましたが、当時の本尊「木造阿弥陀如来立像」(国宝)は帝室博物館(現:国立博物館)に展示していたため難を逃れたそうです。
本尊は終戦後寺院再建のため売却されたようですが、県や市、地元の方々の尽力により平成9年11月13日無事里帰りを果たすことが出来ました。
御本尊は、天念寺そば「鬼会の里歴史資料館」に常設展示されております。

天念寺(てんねんじ)の画像7
国東半島で古くから行われてきた六郷満山峯入行(ろくごうまんざんみねいりぎょう)のコースをベースに、トレッキングやウォーキングの醍醐味を味わうことのできる登山道や遊歩道を追加するなどの工夫を加え、楽しく、そして心地よく歩けるトレイルとして再構成したものです。天念寺もロングトレイルコーススポットの1つとなっています。

天念寺(てんねんじ)の画像8
天念寺耶馬及び無動寺耶馬が国指定名勝に

天高く聳える岩峰、空中に架かる無明橋が六郷満山の修行僧たちの歩んだ長い歴史を物語る「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」について、2017年10月13日、官報告示により正式に国の名勝に指定されました。

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