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大門坊磨崖仏
住所 | 〒879-0852 大分県豊後高田市田染真中字大門 |
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エリア | 田染地区 |
カテゴリ | 寺社仏閣 / 文化財 / 仏像 / 散策・トレイル / パワースポット |
こだわり | 六郷満山を堪能 |
大門坊といわれる寺院の境内の向かって左側の凝灰岩の岩壁に彫られた磨崖仏です。鎌倉期 (1190年~1334年)頃の作品とされているようです。
地元では、この磨崖仏を「火防せの仏」として信仰し、火災になりそうな家の夢枕に立って火事を未然に防いでくれると言い伝えられています。
昭和の町から車で約25分程度。
県道34号線から655号線に入り、真木大堂へ向かう途中にあります。
小さなお堂ですが、磨崖仏が彫られている岩壁は結構大きなものになります。
田染地域にはたくさんの遺跡や寺社仏閣、そして磨崖仏が点在していますので、史跡巡りなどしながらお立ち寄りいただく事をお勧めします
岩壁には薬師如来坐像、大日如来坐像、多聞天立像などが半肉彫りされています。
雨避けがなく、風雨にさらされている為、苔が生えて分かりづらい箇所がありますが、穏やかなお顔を拝見することはできます。
全体的に風化が激しいようですが、邪鬼を踏みつける多聞天の姿はよく残っています。
多聞天
寺院境内には磨崖仏の他、弘法大師とみられる立像もあります。
大きな像なので、迫力があります!!