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新連載(不定期) ~いきなりWEB特集~  vol.1「めざせ子育て満足度No.1!」

ページID:0002351 更新日:2019年2月15日更新 印刷ページ表示

 この企画は企画情報課の執務室内における、とある日常の何気ないひと言から始まりました・・・
 M課長「HPでも特集記事を掲載したら?文字数制限もないしッ」
 N主幹「それいいッスね~、やっちゃいましょう!」
 担当F「・・・!」

 ということで、突然始まったWEB特集。
 豊後高田市の現状に鋭く?メスを入れ、豊後高田市の“今そこにあるスゴさ”をお伝えしていきます。
 1回目のタイトルは「めざせ子育て満足度No.1」

小さなマチ×大いなるチャレンジ=みんなの"あったらいいな"をカタチにするマチ

 現在、全国的な社会問題となっている「少子化」。
 国の年間の出生数は、1947年から始まった第1次ベビーブーム期には約270万人、その約40年後の第2次ベビーブーム期には約210万人でしたが、1975年に200万人を割り込み、それ以降は増加と減少を繰り返しながら、全体として右肩下がりとなっています。
 全国各地の自治体では、人口減少の大きな要因を「少子化」とし、様々な独自施策を展開するなど、人口増に向けた地域間競争も激化しています。
 そこで、今後も更に深刻化する少子化に対し、わたしたち地方の小さなマチとしてどう向き合って、どう対応していけばよいのか?

 ヒントは、超積極的な子育て支援施策と移住支援施策にありました。

― 出生数が変わらないマチ ―

 まずは、豊後高田市の出生状況をみてみましょう。
 過去10年の出生数は、平成20年の178人をピークに、それ以降はわずかな増加と減少が見られるものの、ほぼ横ばいで推移しています。

― 出生数が変わらないマチ ―の画像1

一方で、下図のように全国、大分県内の出生数については、ほぼ毎年減少傾向にあり、平成20年と平成29年を比較すると大幅に減少している状況です。
― 出生数が変わらないマチ ―の画像2
― 出生数が変わらないマチ ―の画像3
 また、大分県内の14市の平成20年と平成29年を比較した減少率では、いずれの市も大幅に減少している中で、本市の減少率は6番目に低く、8市ある過疎市の中では、2番目に低い状況であり、出生数の減少が県内他市に比べて緩やかとなっています。
 さらに、本市の合計特殊出生率は、平成20年~平成24年までの5年間平均で1.65、これは、14市中6番目、過疎市の中では4番目に高い数字となっています。
平成25年~平成29年までの5年間平均では1.80と大幅に増加し、14市中2番目、過疎市の中では1番高い数字となっています。
 つまり、出生率が上昇していること、そして、豊後高田市で出産する子育て世代が減っていないということがスゴイ!!んです。

― 子どもの人数が増えていくマチ ―

 次に、出生数と実際の子どもの人数について比較してみましょう。
 市の定住人口の増に積極的に取り組み始めた平成23年度から平成29年度までの出生数(各青色棒グラフ)と、平成30年3月31日時点での各年度生まれの子どもの人数(オレンジ色棒グラフ)を比較すると、平成29年度を除き、全ての年度で子どもの人数が出生数を上回って増えていることが分かります。
 この間だけで、0歳から6歳の子どもが53人増加していることになります。
― 子どもの人数が増えていくマチ ―の画像1

 また、平成23年度から平成29年度について、25歳~44歳の子育て世代の社会増減数をみると、この間だけで332人増加しています。
 つまり、平成23年度から、定住施策によって子どもの人数、そして子育て世代の人数が増えているということがスゴイ!!んです。
― 子どもの人数が増えていくマチ ―の画像2

ここで、実際に移住してきた子育て世代の方々の声を一部ご紹介します。

夫婦・子ども3人の移住したきっかけ

 「子育て支援制度が充実していることや子育て環境が整っていることで、子どもがみんなのびのびと生活できそうだったこと。また、待機児童がゼロ(※)ということで、すぐに保育園に入所できたことや母親の私もすぐに働くことができそうだったこと」
※本ページ作成時点の情報です。

夫婦・子ども2人の移住したきっかけ

 「子育て支援の充実や、自然の美しさ、ロケーションが最高なところ」

夫婦・子ども2人の移住したきっかけ

 「自然豊かな環境で子どもと過ごす時間を大切にしたいと考えていたときに、子育て支援が充実した豊後高田市を知り移住」

夫婦・子ども3人の移住したきっかけ

 「仕事のために豊後高田市に住み始めましたが、子どもが生まれ、妻は市の子育て支援施設「花っこルーム」に通うようになり、そこで同年代の友達がたくさんできました。また、市にはたくさんの子育てサポートがあり、豊後高田での子育ては不安もなく、とても楽しくできました。そんな関係もあり、将来的には地元(市外)に帰る予定でしたが、このまま豊後高田に定住しようと思い、長男の小学校入学を機に歩いて通える場所に家を建てました」

このように、子育て支援の充実や子育て環境の良さが移住のきっかけになっている方がたくさんいます。

― あったらいいなをカタチに ―

 全国的な少子化の流れの中で、出生数も減らない、逆に子どもの人数が増えていくこの状況を作り出しているものは何でしょうか?

 ズバリ“豊後高田市での子育て”が選ばれているからです。

 では、何で豊後高田市での子育てが選ばれているのでしょうか?

 ズバリ“ひと言ではいえません”

 ただ、平成23年度から積極的に取り組んできた、移住・定住対策<外部リンク>、そして、子育て支援の充実、教育のまちづくりなど、地域と一体となって進めてきた取り組みが少しずつ実を結んできていることは間違いありません。
 その中でも特に、これからの豊後高田市を担っていく子ども達を育む、思い切った子育て支援は、全国のトップランナーとして自信を持っています。

 やはり、産声をあげた時から高校を卒業するまで、それぞれの年代にあわせて安心して子育てができるような超積極的な子育て支援と、きめ細やかな移住支援施策などが、未来への投資となり、少子化に歯止めをかけるヒントとなっています。
 これからも、豊後高田市は、このマチに確かな未来を創出するために、あったらいいなをカタチにしていく大いなるチャレンジを続け、子育て満足度No.1をめざしていきます。

 子育て世代を含めた移住者が大幅に増加しているスゴさについては、また後日・・・

ここからは、充実し続ける子育て支援施策の一部を紹介します

ここからは、充実し続ける子育て支援施策の一部を紹介しますの画像

(1)高校生までの医療費無料化

 これまで、小学生・中学生の入院、未就学児の入院、通院、歯科・調剤などが助成対象であった子ども医療費助成を拡充し、高校生まで全て無料化。
 これに伴い、子どもひとりにつき約560,000円分の自己負担が不要になると推計できます。
 (厚生労働省の医療保険に関する基礎資料(平成27年度)を基に推計)

(2)幼稚園・小学校・中学校の給食費無償化

 これまで、月額3,500円~4,500円かかっていた給食費を全て無償化。
 これに伴い、子どもひとりにつき約530,000円分の給食費が不要になると推計できます。

Check

  • (1)(2)により、これから出産する方は、高校を卒業するまでにひとりの子どもにつき約1,090,000円家計に余裕ができます。
    これが2人目、3人目となれば・・・
  • 高校生までの医療費の無料化、学校給食費の無償化などの子育て支援策の財源には、ふるさと納税を活用しています。これからも皆さんの応援をよろしくお願いします。

(3)子育て支援拠点施設「花っこルーム」の整備

 子育て中の親子が自由に集え、交流もできる屋内公園のようなスペースの「花っこルーム」を、高田地域、真玉地域、香々地地域にそれぞれ整備。
 「花っこルーム高田」・・・一時預かりや病後児保育などの各種子育て支援サービスも利用可能
 「花っこルーム真玉」・・・知育玩具や人型コミュニケーションロボットなどを設置
 「花っこルーム香々地」・・・室内砂場や特大ブロックなど体験型の遊具を多数設置

(4)保育料の減免

 保育料が第2子のお子さんは3歳になるまで無料、第3子以降のお子さんについては3歳以降も無料。

(5)病児・病後児保育が充実

 保護者の就労などにより、自宅で保育できない病気療養中(病児)または病気回復期(病後児)の子どもを、看護師・保育士がお預かり。
 「病児保育」・・・高田中央病院病児保育室「なないろ」
 「病後児保育」・・・病後児保育施設「天使のゆりかご」(健康交流センター花いろ内)

(6)保育・教育現場環境が充実

 市内の保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校までの全クラスにエアコンを完備。

Check

 文部科学省の「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査(H29.4.1)」によると、幼稚園で58.3%、公立小中学校で41.7%、高校で49.6%のクーラー設置率となっており、全国的にはまだまだ未設置のところが多いなか、本市では全てのクラスに完備。

(7)放課後などを活用した児童、生徒への学習サポート体制が充実

 様々な年代で無料での学習機会を創出する市営の塾を実施。
 働きながら安心して子育てできる環境づくりおよび「学ぶ」場の提供をすることにより、子どもたちが意欲的に学習に取り組めるようにサポート体制を充実させています。
 講師は、教員OBや市民の方が担っています。
 「小学校1~3年生」・・・寺子屋放課後児童クラブとして、校内の児童クラブで市民講師による学習支援
 「小学校4~6年生」・・・寺子屋昭和館・プラチナ館・戴星堂として、各会場で市民講師による放課後学習支援
 「中学校1~2年生」・・・水曜日講座として、毎週水曜日の放課後に国語・数学・英語のうち1教科を集中的に学習
 「中学校3年生」・・・夏季・冬季特別講座として、長期休業時に国語・数学・英語の3教科の受験対策講座
 「幼児~中学生」・・・寺小屋講座として、毎月、第1・3・5土曜日の午前中に市内18会場(各小・中学校、健康交流センター花いろ、豊後高田市教育会館)で、国語、社会、算数、数学、理科、英語、英会話、そろばん、合唱などの多様な講座を実施。

(8)子育て支援住宅「エミール城台」

  子育て世帯の方が安心して快適に暮らせる、木造2階建てメゾネットタイプの子育て支援住宅を整備。(2LDK 家賃4万8千/月)
  その他にも、菜園付きの戸建て市営住宅「住まいるハウス」も準備。移住希望者が優先して入居することができます。(3LDK 家賃4万8千円/月)

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子育て支援策をまとめたPR動画


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